住職のひとりごと (令和6年4月2日)

知恩院 春のライトアップ

 3月23日(土)〜4月3日(水)知恩院 春のライトアップ実施中です。3月23日の午後、京都観世会館で能を見終わったのが、午後5時30分。京都観世会館から知恩院まで歩いて行って、知恩院に着いたのがライトアップの始まる午後5時45分。

 この春のライトアップでは知恩院の庭園『友禅苑』や、除夜の鐘で有名な知恩院の『大鐘』、国宝でもあり日本最大級の木造二重門の『三門』がライトアップされています。

 着いた時はまだ明るかったので、『友禅苑』のライトアップはあまり目立ちませんでした。(下の写真 左右)

 御影堂前では、4月8日から14日までの浄土宗開宗850年慶讃法要の為に、念仏結縁柱が立てられており、御影堂内の法然上人の御手と五色の糸で結ばれています。(下の写真)

 御影堂内で15分程の法話を聞き、5分程の木魚をたたいての念仏体験をした後、外へ出ると、辺りはもう暗くなっていました。『大鐘』のところへ行くと、『大鐘』もライトアップされていて、桜の花が投影されていました(下の写真 左)。帰りがけに『三門』を見ると『三門』もきれいにライトアップされていました(下の写真 右)。

 今年の桜の開花は例年より早いと言われていましたが、3月中旬から下旬にかけて寒い日が続き、桜の開花も例年並みでしょうか。私が知恩院の春のライトアップに行った3月23日には、知恩院の桜はまだ咲いていませんでした。