住職のひとりごと (令和6年11月13日)

弁財天堂の御神鏡

 弁財天堂の御神鏡が長年放置してあったので、真っ黒になってしまっていました(下の写真 左側)。元のような鏡の状態にするにはどうすればよいかをネットで検索したところ、耐水サンドペーパーで磨くという記事があったので、早速、耐水サンドペーパーで磨いてみました。まずは#120の耐水サンドペーパーで根気よく磨くと、きれいな銅色になりました(下の写真 右側)。きれいにはなりましたが、鏡という状態ではありません。

 続いて、#240、#400、#800、#1500,#2000,#4000,#8000の耐水サンドペーパーで順番に根気よく磨いていきました。ネットの記事では最終#15000の耐水サンドペーパーで磨くようになっていましたが、#15000の耐水サンドペーパーは入手できなかったので、#8000止まりです。最後には液状金属磨きのピカールで磨き上げると、正に鏡のようになりました(下の写真 左側)。正に銅鏡です。明るい所では、銅色はせず、正に鏡です(下の写真 右側)

 御神鏡が元にあった位置、弁財天の御宮の前に置きました(下の写真 左側)。弁財天堂の外側から見ても御神鏡が輝いています(下の写真 右側)。

 神鏡のメンテナンスは月に1回程度、中性洗剤で洗うようです。これからはメンテナンスをしっかりとしていくようにしようと思っています。

 おそらくこの御神鏡は弁財天堂を改築してから約30年程、メンテナンスなく、放置されてきたのだと思います。

 弁財天堂の御神鏡が輝きを取り戻すと同時に、私の心も晴れ晴れとなった気がします。